10月3日

朝一番で猫用のミルクを買ってきて注射器で飲ませると少しだけだけれど

飲んでくれました。

朝、起きたときにはシーツにおしっこもしてあって箱の中で動き回ったり

みゃ~みゃ~と鳴いたりするので今、弱っていても元気になるかもしれない。

少しでも元気にして里親を捜してあげようとおもい、フー太郎も実家のダックスたちも

お世話になっている動物病院に旦那ちゃんと連れていきました。

「先生。この子を拾ったのですが元気にさせて里親を捜してあげたいんです」

と話すと「う~ん・・・・。だいぶ痩せてるからまずはミルクをあげて少し回復させなきゃ」

と点眼薬で目やにをきれいにして目をあけてあげてのみの駆除薬をうってくれました。

それ以外にも子猫用のフードや薬を無料で分けてもらい連れて帰りました。

何回かに分けて点眼薬をうって目やにを取りながら鼻水も拭き取ってあげて

ミルクを飲ませたり旦那ちゃんと交互に様子を見ながら過ごしました。

夜にはねこ缶をミルクに混ぜて溶かしたものをあげると喜んで

食べてくれてこの調子で行けば元気になれる!と思いました。

10月4日

明け方6時半頃、朝のミルクをあげようと起きてきて

点眼薬をうちミルクを飲ませたらあまり飲んでくれなかったけれど

みゃ~みゃ~と鳴き声はあげて聴診器で心音を聞いてもしっかりとしていたので

箱に寝かせた後私ももう一度ベッドに入りました。

午前9時。

起きてすぐに昨日「みーさん」と名前を付けていたので

「みーさん、おはよ~!」

と声をかけながら箱をのぞき込みました。

そこにはもう冷たくなってしまったみーさんが横たわっていました。

数時間前までは弱っていながらも鳴いてくれたのに・・・・・とおもうと

ショックで涙がとまりませんでした。

仕事に行くために起きてきた旦那ちゃんもみーさんが元気になれると

希望を持っていただけにショックを隠しきれないようでした・・・。


動物病院の先生に昨日のお礼と報告のために電話をしたら

先生も残念がっていました。


先生が霊園に連絡してくれるとのことなので、仕事の前にみーさんを連れて

病院に行きました。先生が頼んでくださって

霊園の方も親切に無料で火葬して合同墓地に埋葬してくださることになりました。


たった2日間しかお世話してあげられなかったのは悲しいし

元気にさせてあげたかったけれど、これがみーさんの運命だったのかもしれません。


どんな状況であんなところに捨てられてしまったのかはわかりませんが

どんな命も大事な命には変わりはありません。

ネット上でもたくさんの捨て犬捨て猫のことや里親募集の話がでていますが

少しでもそういうかわいそうな動物たちが減ることを願ってやみません。


悲しい出来事だったけれど、みーさんが一人で寂しく誰にも保護されるとこなく

死んでしまったわけではないし、2日間でもお世話してあげられてよかったと思っています。


天国でみーさんが今度は元気で健康な姿で仲間と遊んでくれたら・・・と

思います。