10月1日
外出から家に帰り夕飯の支度を済ませると、今日は一日中お留守番だったフー太郎が
フー太郎:「散歩につれていけ~~」
と騒ぎ出した。旦那ちゃんが帰ってくるまでまだ時間もあるし色々やりたいことや
録画して見ていないTVとかもあって久々の一人の時間を満喫しようかと思って
いたけれど、あんまりにかわいく訴えてくるので
Nori☆:「しかたないなぁ~~お散歩いくか~!」
と夜のお散歩に出かけました。いつものコースを歩いていつもの公園に着いて
フー太郎をロングリードに切り替えて遊ばせはじめて私はベンチに座りました。
しばらくすると電車や車の音のとぎれる隙間に
「みゃ~みゃ~」
と蚊の泣くような猫の鳴き声が聞こえた気がしてかすかな街灯のあかりと携帯電話の
あかりで声のする植え込みの中を蚊に刺されながらも探し始めました。
しばらく探したけれど暗すぎて見つからない上に声もしなくなってしまったので
気のせいだったのかな・・・?と思い後ろ髪を引かれながらも遊びを終えたフー太郎と
公園を後にしました。
10月2日
バイトから帰ってきて、旦那ちゃんと夕飯を済ませた後、今日もいつものコースで
夜散歩に出かけることにしました。
私は昨日のことが気になっていたのでもしかしたら・・・・と思い今日は懐中電灯を
持って出かけました。
公園に着いてフー太郎と遊びはじめてからしばらくするとまた、昨日の場所から
「みゃ~みゃ~」
と声がするのに気がついて旦那ちゃんと二人で必死になって懐中電灯の明かりで
植え込みを探したら、私の片手の手のひらに乗るぐらい小さな子猫が丸まって
必死になって鳴いていました。
怖くて植え込みの中に逃げたまま動けなくなってしまったようで旦那ちゃんが
手を伸ばしてその子猫を植え込みから出すと弱々しいながらもみゃーと鳴いて
くれました。
目は目やにや汚れで鼻水もでていて体も骨と皮のようにやせ細った子猫を見て
猫を飼ったこともなければあまりさわったことのない私は、正直拾ったはいいけど
このあとどうしよう・・・・と最初は思いましたが、見つけた以上放って帰るなんて
できませんでした。
病気やのみなどの心配もあったので、フー太郎には接触させないように
連れ帰った後段ボールにペットシーツとタオルを置いて子猫の様子をみながら
犬、猫用のミルクを作ってあげてみようとしました。
けれど見た感じにもまだお母さんのお乳をすっているくらいの子猫が
お皿からなめられるはずもなくお皿の端をかじりだしたので前にフー太郎が
栄養剤のシロップをもらったときに使って取ってあった注射器であげたら
少しずつだけど飲んでくれました。
旦那ちゃんがペット用のウエットティッシュなどで子猫の顔の汚れや
目やにをきれいにしてあげると気持ちよさそうにしてその晩は段ボールの中で
寝てくれました。
次に続く